江戸建工匠を支える匠のご紹介、匠とは日々の弛まざる努力と、技術の練磨によってのみ生み出されます。
古民家再生
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ここにご紹介します大工さんは、岩手県遠野市で
15歳の頃から同じ工務店で丁稚奉公をし、5年の厳しい修行を経て独立。
現在は江戸建工匠の大工達の棟梁として腕を振るっています。
匠の紹介 匠の技術で地球に優しく人に優しい古民家を再生してみませんか?
<棟梁>板倉義一 (いたくら よしかず)
昭和7年1月22日
岩手県
15歳〜20歳 大工弟子入り
38歳 大工1級技能士取得
39歳 職業訓練指導員取得
読書
<修行時代大工を辞めようと思ったことは?>
早く一人前になって、自分の家を建てたい
という想いが強かったので、やめようと思ったことはない
<設計・製作例>
東京都江戸川区S様邸
<エピソード>
部屋の間取上、左右両開き扉であると、使い勝手が良いということになり、棟梁が設計・製作致しました。
お客様が山形県出身で、山形県は将棋の駒製作では日本一であること、赤がお好きであること、等から
下記の写真のような扉が完成いたしました。
将棋の駒は、9cm×7cmの特注サイズで、両面毛筆で特別にお願いをして、山形の職人さんに製作してもらいました。
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<出会った時のエピソード>
店舗の夜間工事での事です、夜間のベニヤ貼りはスタミナのある若い大工でもへとへとになるというのに、一人ペースが落ちることなく貼り続ける大工が居ました。それが棟梁の板倉でした。顔はしわくちゃですが、50代位かとあたりをつけて話をしてみると70歳とのこと、驚きました。当時は某ハウスメーカーの専属の大工でしたが、会う度に口説き、そして断られ。何度目かのお願いでようやく首を縦に振ってくれ、そして江戸建工匠の棟梁として、後進の教育に、大工としても最前線で。なくてはならない存在となりました。
<大工>及川利正 (おしかわ としまさ)
昭和23年10月4日
岩手県遠野市
15歳〜20歳 大工弟子入り
その後、北海道苫小牧、両国、船橋の工務店勤務
現在に至る
読書・クラシック
<修行時代一番辛かったことは何ですか?>
朝早く起きること
<大工を辞めようと思ったことは?>
今までの人生、一度も思ったことはありません
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<出会った時のエピソード>
『腕のいい大工がいる』という板倉棟梁の紹介で、初めて弊社の作業場に顔合わせに来たのが最初でした。物静かな大工で、板倉棟梁とは正反対。ある日、横浜のお客様の現場に様子を見にいくと、昼休みに本を読んでおり、覘いてみるとなんとスペイン語の勉強をしておりました。沢山の大工をみてきましたが、昼休みに外国語の勉強をしている大工は初めて見ました。仕事ぶりはとても繊細で、お客様からも頼られる匠です。
<棟梁>杉浦義治 (すぎうら よしはる)
昭和55年9月16日
千葉県
平成16年4月(資)江戸建工匠入社
現在に至る
<出会った時のエピソード>
当時23歳の彼は小柄で線の細い若者でした。今は修行のたまものか体脂肪率1ケタ!というような体つきをしています。
履歴書の志望の動機の欄には、「一からやり直そうと訓練校に通った」とありました。今どきの若者から、「一からやり直す」という言葉を目にした時、妙な新鮮さを感じたと同時に、大工の厳しい修行にこの子なら耐えられる!と確信し、採用いたしました。
上記の写真は、本人の自宅新築中の平成21年11月の日曜日、私と主人(社長)が私用でどうしても子供の面倒をみることができない時に、現場の大工さんたちに面倒をみてもらった時の写真です。心配でようやく現場にかけつけてみると、杉君が左官の仕事をしながら上手に面倒をみてくれておりました。納期も迫っているだろうに、自分の子供とオーバーラップする時もしばしば。。。。こういった心優しい職人は、お客様の立場にたって施工ができるものです。これから何があろうとも、初心を忘れることなく過ごしていってもらいたいものです。
今では、大工から給排水・電気・内装工事と幅広くこなせるようになっています。
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